こんにちは、サカシュン運営者です。
私は魚屋として数多くの魚介を扱い、家庭でも15年以上料理を作ってきました。その経験から言うと、バナメイエビは決して「まずいエビ」ではありません。私は美味しいと断言します。
ただし、ブラックタイガーと同じ使い方をして「どちらがおいしいか」で比べれば、料理によってはブラックタイガーに軍配が上がります。エビフライや殻付きの塩焼きなら、私もブラックタイガーを選ぶことが多いです。
一方で、サラダやエビマヨ、ポップコーンシュリンプのように、野菜・衣・ソースとの一体感を楽しむ料理では、バナメイエビの適度な食感とクセの少なさがむしろ使いやすいと感じています。
そして今回のレシピで重要になるのが、私が魚介料理用に作っている「サカシュン流・万能ドレッシング」です。この万能ドレッシングをそのままサラダへ使うだけでなく、ケチャップや卵黄を加えることで、ポップコーンシュリンプのディップソースやエビマヨソースへ枝分かれさせます。
この記事では「バナメイエビってまずいの?」という疑問に答えながら、バナメイエビの持ち味を活かした5品を、実際に作ってきた方法で紹介します。
この記事で分かること
- バナメイエビがまずいと思われやすい理由
- ブラックタイガーとの料理別の使い分け
- バナメイエビに合わせる下処理の方法
- 万能ドレッシングから展開するエビ料理5品

バナメイエビはまずいのか
バナメイエビを「安いから味も落ちるエビ」と考えるのは、もったいないです。ブラックタイガーとは食感も料理へのなじみ方も違うので、同じ土俵だけで比べず、料理に合わせて使い分けるのが私の基本です。
魚屋としての結論
バナメイエビはまずくありません。「ブラックタイガーより下のエビ」でもなく、私なら得意な料理が違うエビとして扱います。
魚屋の現場でも、ブラックタイガーの方がおいしいという見方をされているように感じることがあります。価格もブラックタイガーの方が高いことが多いため、「高い方が上」という印象につながりやすいのかもしれません。
でも料理を15年以上作ってきて思うのは、食材の価格よりその特徴を料理へどう当てはめるかの方が大切だということです。
食感の違いが評価を分ける
「バナメイエビは美味しくない」と感じる理由として、まず考えたいのがブラックタイガーとの食感の違いです。
ブラックタイガーは、噛んだときに返ってくるブリッとした強い弾力が魅力です。対してバナメイエビは、私が扱ってきたものではブラックタイガーほど力強い歯応えではなく、もう少しやわらかく食べやすい印象があります。
エビフライなら、サクサクの衣を噛んだあとにエビの強い弾力が欲しいので、私はブラックタイガーを選びます。バーベキューで殻ごと焼いたり、塩焼きでエビそのものを食べたりするときも同じです。

しかしサラダでは、私は逆にバナメイエビを選びます。ブラックタイガーほどエビだけが前へ出ず、野菜やドレッシングと一緒に口へ入れたときにまとまりやすいからです。
つまり、バナメイエビのやわらかさは欠点ではなく、料理次第で長所になるということです。
料理ごとに使い分ける
バナメイエビとブラックタイガーの違いそのものは、バナメイエビとブラックタイガーの違いを比較した記事で詳しく解説しています。料理だけに絞るなら、私の使い分けは次のようになります。
| 料理 | 私が選ぶエビ | 理由 |
|---|---|---|
| エビフライ | ブラックタイガー | 衣に負けない強い弾力を出したい |
| 殻付き塩焼き | ブラックタイガー | エビ自体の存在感を楽しみたい |
| サラダ | バナメイエビ | 野菜やドレッシングとなじみやすい |
| ポップコーンシュリンプ | バナメイエビ | 衣とソースを含めて一口で楽しみやすい |
| エビマヨ | バナメイエビ | 衣と濃厚なソースに合わせやすい |
| ガーリックシュリンプ | バナメイエビ | 殻の香ばしさまで料理に使いやすい |
「どちらがおいしいか」ではなく、「今日作る料理にはどちらが合うか」。私はこの基準で選んでいます。
万能ドレッシングから料理を展開

今回紹介する5品のうち、サラダ、ポップコーンシュリンプ、エビマヨの3品は、私が普段作っている魚介用の万能ドレッシングを土台にしています。
このドレッシングは海鮮サラダ専用ではありません。玉ねぎ、にんにく、酢、油を軸に作っているので、調味料を少し足すだけで魚介料理用のソースへ展開できます。
すべての土台になる万能ソース
基本の配合は、玉ねぎ350g、塩25g、きび砂糖50g、にんにく2個、穀物酢120cc、こめ油120cc。これらをミキサーで合わせて冷蔵します。
作った直後でも使えますが、私は冷蔵庫で1日ほど置き、玉ねぎの辛味が落ち着いた状態を基本にしています。
基本の材料、ミキサーでの作り方、味の考え方などは、親となる「海鮮サラダのドレッシングはこれ!魚介料理に使える自家製万能ソース」で詳しくまとめています。先に作って冷蔵庫へ入れておけば、今回のエビ料理をかなり展開しやすくなります。
エビ料理への展開方法
| 料理 | 万能ドレッシングの使い方 |
|---|---|
| エビサラダ | そのままかける。サイゼリヤ風を意識するならケチャップを少量加える |
| ポップコーンシュリンプ | 万能ドレッシング:ケチャップ=1:1でディップソースにする |
| エビマヨ | 万能ドレッシング:ケチャップ=1:1を基本に、卵黄を加える |
同じソースを3回使うのではなく、ベースを共通化しながら料理に合わせて味を変えるのがポイントです。
万能ドレッシングにはもともと玉ねぎの甘味、にんにくの風味、穀物酢の酸味、こめ油のコクがあります。だからサラダだけで終わらせず、ケチャップや卵黄を足すだけでも、エビ料理用のソースとして形が変わります。
バナメイエビの下処理
バナメイエビの下処理は、すべて同じ方法にする必要はありません。サラダならすでに加熱された蒸しエビを使うと手軽ですし、ガーリックシュリンプなら殻を残して香ばしさまで料理に使えます。
まずは、家庭で一番取り入れやすいサラダから見ていきます。
サラダは蒸しエビが手堅い
サラダなら、スーパーで蒸しバナメイエビが売られていれば、私はまずそちらを選びます。
サラダはエビの食感がそのまま仕上がりに出る料理です。スーパーの蒸しエビなら、そのまま使いやすいうえにプリッとした食感も確保しやすく、家庭ではかなり手堅い選択です。
もちろん、生のバナメイエビから作ることもできます。その場合、私なら殻付きのまま背わたを取り、殻を付けた状態で加熱してから、粗熱が取れたところで殻をむきます。
むきエビの状態から茹でる方法と比べると、私が実際に食べ比べた範囲では、殻付きのまま加熱してからむいた方がプリッとした食感を残しやすいと感じています。
今回、家庭で茹でたときの時間は記録していないので、「○分」と固定することはしません。エビは大きさによって火の入り方が変わるため、中心まで十分に加熱して使ってください。
殻付きは背わたを取ればOK
ガーリックシュリンプのように殻ごと調理するときも、必ず背中を大きく開かなければならないわけではありません。
基本は、殻を残したまま背わたを取り除けば調理できます。
殻付きで焼くことで、身だけではなく殻の香ばしさまで料理に使えるのが魅力です。私が扱ってきたバナメイエビは、ブラックタイガーと比べて殻が薄く感じるものも多く、こうした殻付き料理にも使いやすいと感じています。
では、なぜ今回のガーリックシュリンプでは背中を開いているのか。
ここは必須の下処理というより、殻付きエビをさらに料理しやすくするひと手間です。
背中を開くと扱いやすい

私は殻付きガーリックシュリンプを作るとき、ハサミまたは包丁で背中側の殻を開いています。
こうすると背わたが見えるので、途中で切れにくく取り除きやすくなります。
それだけではありません。背中を開くことで身が少し露出するため、オリーブオイルやにんにく、塩などが身へ直接触れる面も増えます。
さらに、加熱すると開いた殻の間からエビの身が見えるので、丸ごと加熱したものとは少し違った立体感が出ます。食べるときも開いた部分から殻へ指をかけやすくなります。
【画像挿入:殻付きバナメイエビの背中を開いて背わたを取る工程|キャプション:背中側の殻を開き、背わたを取り除いたバナメイエビ】
片栗粉と塩で汚れを落とす
背わたの処理が終わったら、次はエビの表面を洗います。
これは殻付きだけの下処理ではありません。殻付きエビでもむきエビでも、私は片栗粉と少量の塩を使って表面を洗います。
ボウルへエビを入れ、片栗粉と少量の塩と水を加えて全体へなじませるようにもみます。そのあと流水できれいに洗い流します。
片栗粉を使うことで、エビの表面についている汚れを絡め取って洗いやすくなります。

殻付きの場合は、脚や殻の尖った部分で手を傷つけないよう注意してください。素手でもみ込むのが心配なら、箸を使ってボウルの中で混ぜても構いません。
洗い終わったら、最後にキッチンペーパーなどで水気をしっかり取ります。
特にガーリックシュリンプやエビマヨのように油を使う料理では、洗ったあとに水気を残さないところまでが下処理です。
バナメイエビのレシピ5選
ここからは、私がバナメイエビの特徴を考えて実際に作っている5品を紹介します。
特にサラダ、ポップコーンシュリンプ、エビマヨは、先ほど紹介したサカシュン流の魚介用万能ドレッシングを作っておけば、そこから連続して展開できます。
殻ごとガーリックシュリンプ
最初はガーリックシュリンプです。
魚好きが度を越してくると、魚なら骨も頭も、エビなら殻や頭まで、できるだけ料理に使いたくなります。そんな私にとって、殻付きガーリックシュリンプはバナメイエビを使いたくなる代表的な料理です。
私が扱ってきたものでは、バナメイエビはブラックタイガーより殻が薄く感じることが多く、ガーリックシュリンプのように殻の香ばしさまで料理の一部として味わう使い方に向いています。
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 殻付きバナメイエビ | 約300g(好きなだけどうぞ!) |
| 片栗粉 | 大さじ2〜3程度(下処理用) |
| 塩 | ひとつまみ程度(下処理用) |
| オリーブオイル | 大さじ2 |
| にんにく | 1片 |
| ミニトマト | 20個ほど |
| 細めのアスパラ | 5本ほど |
| 塩 | 約小さじ1/2(味付け用) |
| 粗挽きコショウ | 小さじ1/4程度を目安にお好みで |
| パセリのみじん切り | 大さじ1程度 |
- バナメイエビの背中を開き、背わたを取り除きます。
- 片栗粉大さじ2〜3程度と塩ひとつまみを加えてもみ、流水できれいに洗ってから水気をしっかり拭き取ります。
- フライパンへオリーブオイル大さじ2と、にんにく1片のみじん切りを入れて中火にかけます。
- にんにくの香りが立ったらバナメイエビを入れ、焦げ付かないよう両面を炒めます。
- ミニトマト20個ほどを加え、5cmほどに切った細めのアスパラ5本ほども加えます。
- 塩約小さじ1/2と粗挽きコショウ小さじ1/4程度を目安に味を付けます。コショウは好みに合わせて増減してください。
- 仕上げにパセリのみじん切り大さじ1程度を加え、全体を絡めます。




途中でミニトマトを加えると水分が出てくるので、にんにくが焦げ付きにくくなるのもこの組み合わせのいいところです。
さらにコクを足すならバターを5〜10gほど加えてもいいですし、私が魚介料理によく使うサカシュン流エスカルゴバター(パセリバター)を追い足ししても合います。
パセリの代わりにイタリアンパセリ、バジル、パクチー、ローズマリーなどの香草へ変えても楽しめます。香草は大さじ1程度を目安に、香りの強さを見ながら調整してください。
万能ドレッシングでエビサラダ
次は王道のエビサラダです。
娘がサイゼリヤ好きということもあり、必ず注文するサイゼリヤの「小エビのサラダ」をヒントに家庭でも作っています。サイゼリヤでは実際には甘エビを使用していますが、私が家庭で作るならバナメイエビを選びます。
サイゼリヤの小エビのサラダについては、サイゼリヤ公式「小エビのサラダ」でも甘エビを使用していることが確認できます。
ただ、ここで作るのはサイゼリヤの完全再現ではありません。バナメイエビとサカシュン流万能ドレッシングで作る、家庭向けのエビサラダです。
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 蒸しバナメイエビ | 約100〜150g(エビ好きならもっとどうぞ!) |
| レタスなどのサラダ野菜 | 約150〜200g |
| サカシュン流万能ドレッシング | 大さじ2〜3 |
| ケチャップ | 小さじ1〜2(サイゼリヤ風を意識するなら) |
- レタスなどのサラダ野菜約150〜200gを食べやすい大きさにして、皿へ盛り付けます。
- 蒸しバナメイエビ約100〜150gをたっぷりのせます。エビを主役にしたいなら、もちろん増量して構いません。
- サカシュン流万能ドレッシング大さじ2〜3を全体へかけます。
- サイゼリヤの小エビのサラダを意識した味に寄せたい場合は、万能ドレッシングへケチャップ小さじ1〜2を混ぜます。まず小さじ1から加え、好みに合わせて増やすと調整しやすいです。

万能ソースでポップコーンシュリンプ
次はポップコーンシュリンプ。サイゼリヤつながりが続きます。どんだけサイゼリヤが好きやねん(笑)という感じですが、ここから万能ドレッシングが「サラダ用」ではなく「魚介用の万能ソース」になっていきます。
ポップコーンシュリンプは、エビだけを食べる料理ではありません。サクッとした衣、エビ、ディップソースを一緒に食べる料理なので、ブラックタイガーほど強い弾力は必要ないと私は考えています。小ぶりで食べやすいバナメイエビなら、一口サイズのフライにもぴったりです。
衣は「薄力小麦粉→溶き卵→パン粉」と別々に付けるのではなく、卵・薄力小麦粉・水を最初から混ぜたバッター液を使います。エビをバッター液にくぐらせてからパン粉をまぶすだけなので、工程も洗い物も減らせます。
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| むきバナメイエビ | 約250〜300g(食べたいだけどうぞ!) |
| 卵 | 1個 |
| 薄力小麦粉 | 大さじ5 |
| 水 | 50ccぐらい |
| パン粉 | 約60〜80g(足りなければ追加) |
| 揚げ油 | 鍋底から3〜4cm程度を目安に |
サカシュンで魚介フライに使っているバッター液の基本は、卵1個・薄力小麦粉大さじ5・水50ccぐらい。この3つをボウルで混ぜれば完成です。
つまり、卵液と小麦粉を別々に付ける必要はありません。「エビをバッター液にくぐらせる→パン粉をまぶす→揚げる」の3段階でOKです。
バッター液は多少アバウトでも大丈夫です。目安の配合で作り、エビにまとわりつかないほどサラサラなら薄力小麦粉を少し足し、反対に重たすぎれば水を少しずつ加えて調整します。
このバッター液はカキフライでも使っているサカシュン流の基本配合です。小麦粉、卵を別々に用意しなくていいので、魚介フライを作るときにかなり重宝します。
- ボウルへ卵1個、薄力小麦粉大さじ5、水50ccぐらいを入れ、ダマが大きく残らない程度に混ぜてバッター液を作ります。
- 下処理して水気をしっかり拭いたむきバナメイエビを、バッター液へ入れて全体にまとわせます。
- バッター液をまとわせたエビを1尾ずつ取り出し、パン粉を全体へまぶします。
- 油へ入れ、衣がこんがりと色づき、エビの中心まで十分に火が通るまで揚げます。
エビが250〜300g程度なら、まずはこのバッター液1回分から始めれば作りやすいです。エビを山ほど食べたい日(笑)は、足りなくなったら同じ配合でもう1回作ればOK。最初から大量の衣を余らせるより、この方が扱いやすいですよ。

ディップソースが主役級
そして、ここからがサカシュン流です。ポップコーンシュリンプは衣をカリッと揚げるだけでも美味しいのですが、私は「何を付けて食べるか」までセットで考えます。
使うのは、先ほどのサカシュン流万能ドレッシングとケチャップ。1:1で混ぜるだけで、ポップコーンシュリンプに合うオーロラ風のディップソースになります。
| ディップソース | 作りやすい分量 |
|---|---|
| サカシュン流万能ドレッシング | 大さじ2 |
| ケチャップ | 大さじ2 |
この大さじ2:大さじ2は作りやすい一例なので、足りなければ同じ1:1の割合で増やしてください。ポップコーンシュリンプを好きなだけ揚げた日は、ディップも好きなだけ増量で(笑)。
マヨネーズ+ケチャップの定番オーロラソースでも美味しいのですが、万能ドレッシングを使うと、ベースに入っている玉ねぎの甘味、にんにくの風味、穀物酢の酸味が加わります。
そのため、単にケチャップの甘酸っぱさを足すだけではなく、魚介用に作った万能ドレッシングの味を残しながら、揚げ物に負けないディップソースへ変えられます。
万能ソースからエビマヨへ
ポップコーンシュリンプのディップを、さらにもう一段展開したのがエビマヨです。
ベースは同じく万能ドレッシング:ケチャップ=1:1。そこへ卵黄を加え、コクを足してエビマヨソースにします。
ここで使う卵は1個だけです。卵黄と卵白に分け、卵黄はエビマヨソースへ、残った卵白はエビの衣へ使います。1個の卵を丸ごと使い切れるので無駄がありません。
| エビマヨ | 分量 |
|---|---|
| むきバナメイエビ | 約200〜250g(エビ好きなら増量歓迎!) |
| サカシュン流万能ドレッシング | 大さじ2 |
| ケチャップ | 大さじ2 |
| 卵 | 1個(卵黄はソース、卵白は衣に使用) |
| 片栗粉 | 大さじ2ぐらい |
| 揚げ焼き用の油 | フライパンの底から5mm程度を目安に |
エビマヨソースを作る
まず卵1個を卵黄と卵白に分けます。卵黄はソース用、卵白はあとで衣に使うので取っておきます。
万能ドレッシング大さじ2とケチャップ大さじ2を1:1で混ぜ、そこへ卵黄1個分を加えます。これが今回のエビマヨソースです。
卵白は衣に使う
ソースに卵黄を使ったら、残った卵白1個分に片栗粉大さじ2ぐらいを混ぜ、むきバナメイエビ約200〜250gへ絡ませます。

- 卵1個を卵黄と卵白に分けます。
- 万能ドレッシング大さじ2とケチャップ大さじ2を混ぜ、卵黄1個分を加えてエビマヨソースを作ります。
- 残った卵白1個分へ片栗粉大さじ2ぐらいを加え、むきバナメイエビ約200〜250gへ絡ませます。
- フライパンの底から5mm程度を目安に油を入れ、エビを揚げ焼きにして中心まで火を通します。
- 揚げ焼きしたエビへエビマヨソースを全体に絡めます。



卵黄の生っぽさを少し抑えたい場合は、ソースを絡めたあと弱火で加熱しても構いません。ただし、軽く温めることと食品衛生上の十分な加熱は別です。生や半生の卵を使う場合は、期限表示などを確認した生食用の卵を使い、作った料理は早めに食べてください。
卵の加熱や生食については、厚生労働省「サルモネラ属菌・その他の細菌性食中毒」も参考になります。
パセリバターソテー
最後は万能ドレッシング系とは別方向。サカシュン流エスカルゴバター(パセリバター)を使ったシンプルな一品です。
むきバナメイエビをパセリバターで炒め、仕上げにさらにパセリバターを追い足します。工程はこれだけです。
【画像挿入:バナメイエビをパセリバターで炒めた状態|キャプション:むきバナメイエビをパセリバターでソテーします】

にんにく、パセリ、バターの風味をまとわせるので、バナメイエビを手早く一品にしたいときにも使いやすいです。
パセリバター自体の材料や作り方は、魚屋のエスカルゴバター(パセリバター)の作り方で詳しく紹介しています。
バナメイエビの疑問とまとめ
最後に、「バナメイエビはまずい?」と調べている方が気になりやすいポイントをまとめます。
バナメイエビのよくある質問(FAQ)
Q1. バナメイエビは本当にまずいですか?
A. 私はまずいとは考えていません。ブラックタイガーよりやわらかい食感を物足りないと感じる人はいると思いますが、サラダ、エビマヨ、ポップコーンシュリンプ、ガーリックシュリンプなど、その食感を活かしやすい料理があります。
Q2. ブラックタイガーの方がおいしいですか?
A. 料理によります。私はエビフライや殻付き塩焼きならブラックタイガー、サラダやエビマヨ、ガーリックシュリンプなどではバナメイエビを選びます。値段ではなく、料理との相性で選ぶのが基本です。
Q3. バナメイエビに合うソースは?
A. 私は玉ねぎ、にんにく、穀物酢、こめ油を使ったサカシュン流万能ドレッシングをベースにします。サラダにはそのまま、ポップコーンシュリンプにはケチャップを1:1、エビマヨにはさらに卵黄を加えると、1つの万能ソースから複数の料理へ展開できます。
Q4. サラダにはどのバナメイエビがおすすめですか?
A. 私ならスーパーで蒸しバナメイエビがあれば優先します。生の殻付きから作る場合は、背わたを取ったあと殻付きのまま加熱し、粗熱が取れてから殻をむきます。
Q5. バナメイエビは殻ごと食べられますか?
A. 私は殻付きのままガーリックシュリンプにして食べています。私が扱ってきたものではブラックタイガーより殻が薄く感じることが多く、殻の香ばしさまで料理に使いやすいです。ただし、個体の大きさや殻の硬さで食べやすさは変わるので、硬い部分を無理に食べる必要はありません。
バナメイエビはまずい?まとめ
魚屋として数多くの魚介を扱い、家庭でも15年以上料理を作ってきましたが、私にとってバナメイエビは「ブラックタイガーの安い代用品」ではありません。
エビフライや塩焼きで強い弾力を求めるならブラックタイガー。一方、サラダ、ポップコーンシュリンプ、エビマヨ、ガーリックシュリンプのように、野菜・衣・ソース・香草などと組み合わせるなら、バナメイエビには明確な使いやすさがあります。
さらに、サカシュン流万能ドレッシングを作っておけば、サラダ→オーロラ風ディップ→エビマヨソースと味を枝分かれさせられます。この使い回しができることも、家庭料理では大きなメリットです。
「高いエビを選ぶ」のではなく、「料理に合うエビとソースを選ぶ」。これが私の結論です。
万能ドレッシングをまだ作っていない方は、まず基本となる魚介料理に使えるサカシュン流万能ドレッシングを仕込んでみてください。そこから今回のバナメイエビ料理へ展開すると、1つのソースが家庭の魚介料理でかなり使えることが分かると思います。