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魚屋が断言!幻の高級魚「ウメイロ」の究極の食べ方は『刺身』と『炙り』一択!

2026年7月19日

ウメイロの食べ方をネットで検索すると、塩焼きや煮付け、フライなど色々なレシピが出てきますよね。もちろん、どんな料理にしても絶対に美味しいポテンシャルを持った魚なのは間違いありません。

しかし!現役の魚屋である私から言わせてください。
もし新鮮なウメイロが手に入ったら、迷わず『お刺身』と『炙り(焼霜造り)』で食べてください!火を通すのはもったいないです!

めったに出会えない南伊勢の朝獲れウメイロを捌く

先日、地元の魚屋で奇跡的に「南伊勢の朝獲れウメイロ」が売られているのを発見し、迷わず即買いしました。ウメイロは、毎日市場に出入りしている魚屋でさえ滅多に見ることがない超レアな魚種なんです。

少し小ぶりな個体でしたが、背中の黄色のラインが艶々としていて色も美しく、小ぶりながらに丸っと肥えていて「これは絶対に旨いぞ…」と捌く前から期待大!顔つきもどこか愛嬌があって可愛いですよね。

実際に捌いてみると、ウロコは比較的取りやすく非常に扱いやすい魚でした。包丁を入れて驚いたのが、小ぶりな魚体にもかかわらず、しっかりとお腹に内臓脂肪を蓄えていたこと。これは期待が確信に変わる瞬間です。

真鯛を超え、イサキを超える!?極上の「お刺身」

皮を引いた美しい白身の高級感を堪能すべく、まずはお刺身でいただきます。

私は普段から、真鯛やイサキ、サワラ(サゴシの炙り)のお刺身が大好物なのですが、正直なところウメイロは、毎回この最強のラインナップを軽々と超えていきます。本当の本当に、ものすごく美味しい魚です。

そして、今回食べて改めて驚いたのが「身の旨味の強さ」です。

普通、魚というのは獲れたての新鮮な状態(朝獲れ)だと、身の歯ごたえ(食感)は最高ですが、旨味成分はまだ弱く、数日寝かせる(熟成させる)ことで旨味が引き出されていきますよね。

しかし、ウメイロの凄いところは、「朝獲れの新鮮な状態で、全く熟成させていないのに、すでに旨味が爆発している」という点です。

新鮮ゆえの「真鯛のような心地よい弾力と食感」がありつつ、噛むほどに「イサキのような力強い旨味」が口いっぱいに広がるんです。わざわざ何日も寝かせる手間すら必要なく、切った瞬間から極上。あっさりしているのにコクがあり、いくら食べても全く飽きが来ません。

皮目の香ばしさと脂がたまらない!至高の「炙り(焼霜造り)」

そしてもう一つ、ウメイロのポテンシャルを最大限に引き出すのが、皮目をバーナーで炙った「焼霜造り」です。

ウメイロは皮と身の間に極上の脂を持っています。そこをサッと炙ることで、とろけた脂の甘みと、炙られた皮目の香ばしさが合わさり、なんともたまらない至福の味わいになります。

純粋な白身のお刺身と、香ばしい炙り。この2つを交互に食べていると、もうお箸が止まりません。我が家でも家族に大・大・大好評で、盛り付けたお造りが一瞬でなくなってしまいました(笑)。

【おまけ】骨まで美味い!旨味の爆発

あまりの美味しさに感動し、お刺身の柵を取る際にすき落とした「腹骨」と「カマ」の部分も捨てずに、グリルでこんがりとしっかり焼いて骨ごと食べてみました。

すると、焼いたことで旨味の爆発加減がさらに跳ね上がり、思わず一人で「ウマっ!!」と声に出してしまったほどです。切れ端でこれだけ美味しいのですから、もっとたくさん出回って値段も安ければ塩焼きや煮付けも試してみたいのですが……やはり希少すぎるため、次に出会えた時も絶対に「刺身と炙り」にしてしまうと思います(笑)。

もし皆さんがスーパーや魚屋でウメイロを見かける幸運に恵まれたら、ぜひこの「刺身と炙り」の感動を味わってみてくださいね!

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