カニクリームコロッケで難しいのは、中はクリーミーにしたいのに、柔らかすぎると成形しにくいところですよね。
このレシピでは、カニほぐし身250gに対して、バター50g・小麦粉60g・牛乳250mlで作ります。クリームはヘラですくったときにトロトロ流れる状態ではなく、ボトッと落ちるくらいまで火を入れるのが目安です。
しっかり冷やしてから8等分すれば成形しやすく、揚げると中はちゃんとクリーミーに仕上がります。カニも250g入れるので、どこを食べても身の存在感がありますよ。
今回使ったのは、お値打ちに買えたズワイガニの冷凍ほぐし身です。コロッケだけでも美味しかったのですが、トマトソースを合わせるとクリームのまろやかさに酸味が加わって、これがかなり合いました。
市販のカニクリームコロッケはあまり食べない娘も、これは食べてくれておかわりまでしてくれました。
この記事で分かること
- カニ250gで作るカニクリームコロッケの配合
- 成形しやすいクリームの固さ
- 140℃くらいからじっくり揚げる作り方
- カニクリームコロッケに合うトマトソース
カニクリームコロッケの材料
この分量なら8等分にします。カニをしっかり入れた、少し大きめのカニクリームコロッケです。
カニクリームの材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| カニほぐし身 | 250g |
| 玉ねぎ | 中玉1/2個 |
| バター | 50g |
| 小麦粉 | 60g |
| 牛乳 | 250ml |
| コンソメキューブ | 1個 |
| 塩 | 約1g |
| こしょう | 適量 |

今回購入したズワイガニの冷凍ほぐし身は500gで1,400円でした。その半分、250gをコロッケに使っています。
カニ250gというとかなり贅沢に見えますが、このときのカニ代なら700円分です。魚介は高いものも多いですが、お値打ちなものを見つけたときに料理へしっかり使うのも家庭ならではですよね。
衣の材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 卵 | 1個 |
| 薄力小麦粉 | 大さじ5 |
| 水 | 約50ml |
| 生パン粉 | 適量 |
| 揚げ油 | 適量 |
卵・薄力小麦粉・水は混ぜてバッター液にします。小麦粉、卵、パン粉と別々に付けるより作業しやすいので、私はフライではこの方法をよく使っています。
バッター液については、カキフライの作り方でも使っていますので、衣の固さを確認したい場合はこちらも参考にしてくださいね。
パン粉は生パン粉を使います。ふんわりした衣になって、カニクリームコロッケらしい見た目にも仕上がりますよ。
カニクリームの作り方
- 玉ねぎを粗みじんにします
- 鍋へバター50gと玉ねぎを入れ、玉ねぎが透き通るまで炒めます
- 小麦粉60gを加え、玉ねぎ全体へ絡ませながら混ぜます
- 牛乳250mlを50mlずつ5回に分けて加え、その都度よく混ぜます
- 途中でコンソメキューブを加え、崩しながら溶かします
- ヘラですくうとボトッと落ちるくらいまで火を入れます
- カニほぐし身250gを加えて混ぜます
- 塩約1gとこしょうで味を調えます
玉ねぎは粗みじんで大丈夫
玉ねぎは細かくしすぎず、粗みじんくらいにします。
鍋へバター50gと一緒に入れ、玉ねぎが透き通ってくるまで炒めます。

そこへ小麦粉60gを加えます。
小麦粉だけを別に炒めるのではなく、玉ねぎとバターへ絡ませるように混ぜていけば大丈夫です。


牛乳は50mlずつ加える
牛乳250mlは一度に全部入れず、50mlずつ5回に分けて加えます。
50ml入れて混ぜ、全体がまとまったら次の50ml。また混ぜてから次を加える。この繰り返しで少しずつクリーム状にしていきます。
途中でコンソメキューブも入れ、ヘラで崩しながら溶かします。ここは慌てて牛乳を全部入れなくて大丈夫ですよ。

クリームはボトッと落ちる固さ
ここで大事なのが、クリームをどこまで煮詰めるかです。
ヘラですくってトロトロ流れる状態ではなく、持ち上げるとボトッと落ちるくらいまで火を入れます。
柔らかいクリームは美味しいですが、カニクリームコロッケはこのあと冷やして丸めなければいけません。成形まで考えるなら、このくらいまでしっかり固さを付けておく方が扱いやすいですよ。
カニ250gを最後に加える
クリームの固さが決まったら、カニほぐし身250gを加えます。


これだけ入れると、クリームの中にカニが少し混じっているというより、かなりしっかりカニが入ります。せっかくカニクリームコロッケを作るなら、私はこのくらい入っている方が嬉しいですね。
塩は約1gを基準にします。ただし、カニのほぐし身は商品によって塩味が違うので、最後は味を見て調整してください。
冷やして8等分にする
できたカニクリームは平たい容器へ移し、表面をならします。

そのままでは柔らかくて成形しにくいので、しっかり冷やします。
我が家では通常の冷凍庫の他に小さな急速冷凍庫が別でついているタイプの冷蔵庫なので、このときは30分ほど冷やしました。時間だけで決めるより、手で扱って形を作れる固さになっていることを目安にすると分かりやすいですよ。
冷えたら8等分にします。

成形はエンボス手袋が便利
冷やしたタネは、俵形に整えます。
ここで使いやすいのが、表面に凹凸のあるエンボス加工の使い捨て手袋です。
柔らかいクリームでも手に付きにくく、油を手に塗らなくても形を整えやすいですよ。

成形できたら、バッター液、生パン粉の順に衣を付けます。
片方の手でバッター液、もう片方の手でパン粉を扱うようにすると、手が衣だらけになりにくくて作業しやすいですよ。

140℃くらいからじっくり揚げる
衣を付けたら、140℃の油でじっくり揚げます。
揚げ時間を分単位で固定するより、衣の色を見ながら仕上げます。全体がきつね色になったら引き上げて油を切ってください。

8個を揚げたところ、破裂して中身が油の中へ流れ出すようなものはありませんでした。
ただ、一部は衣の隙間からクリームが少し顔を出しています。家庭で作るカニクリームコロッケなので、私はこのくらいならご愛敬かなと思っています(笑)。
完成写真でも少しクリームが出ていますが、中の柔らかさはよく分かります。食べると衣はサクッとして、中はちゃんとクリーミーでした。
トマトソースの作り方
カニクリームコロッケに何をかけるか迷ったら、このトマトソースもかなりおすすめです。
クリーム系のコロッケにトマトの酸味が入ると、まろやかさの中にキュッと味が締まる感じが出るんですよね。
トマトソースの材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| カットトマト | 1缶(1箱) |
| 塩 | 小さじ1/2 |
| ウスターソース | 大さじ1 |
| トマトケチャップ | 大さじ1 |
半量くらいまで煮詰める
- カットトマトと塩小さじ1/2を鍋へ入れます
- 中弱火で15分ほどを目安に煮詰めます
- 量が半分くらいになったら、ウスターソース大さじ1とケチャップ大さじ1を加えます
- 全体を混ぜて味をなじませたら完成です

トマトだけでも酸味はありますが、ウスターソースを加えると味に少し複雑さが出ます。そこへケチャップを合わせると、カニクリームコロッケにかなり使いやすいソースになりました。
ケチャップをそのままかけるより一手間かかりますが、せっかくカニクリームコロッケを作るなら、このソースまで作る価値はあると思います。
カニ250gなら身もしっかり楽しめる

実際に食べると、これは本当に美味しかったです。
カニ250gを使っているので、クリームの中にカニの味があるだけではなく、食べたときに身そのものもしっかり分かります。
クリームはコクがありますが、手作りしたものは思ったよりあっさり食べられました。生パン粉の衣でも、私にはそこまで重く感じませんでしたね。
そこへトマトソースを合わせると、クリームのまろやかさに酸味が加わってさらに食べやすくなります。
カニクリームコロッケのFAQ
カニクリームはどのくらいの固さにする?
ヘラですくったときに、トロトロ流れずボトッと落ちるくらいまで火を入れます。柔らかすぎると冷やしても成形しにくいので、このレシピではしっかり固さを付けてからカニを加えます。
カニクリームコロッケは何度で揚げる?
このレシピでは140℃くらいの油からじっくり揚げます。時間だけで決めず、衣全体がきつね色になったところを目安に引き上げています。
カニクリームコロッケには何をかける?
私はトマトソースを合わせるのがかなり気に入りました。カットトマトを半量ほどまで煮詰め、ウスターソースとケチャップを加えるだけです。クリームのまろやかさにトマトの酸味がよく合いますよ。
まとめ
カニクリームコロッケは、中を柔らかくしたいからといってクリームをトロトロの状態で止めると、成形が大変になります。
このレシピでは、カニ250g・バター50g・小麦粉60g・牛乳250ml。牛乳は50mlずつ5回に分け、ヘラからボトッと落ちるくらいまで火を入れます。
しっかり冷やしたら8等分して成形し、バッター液と生パン粉を付けて140℃くらいからじっくり揚げます。
そして、トマトソースもぜひ一緒に作ってみてください。カニクリームを濃い味にしすぎなくても、トマトの酸味とウスターソースの旨味が加わると一皿としてしっかりまとまります。
お値打ちなカニのほぐし身を見つけたときは、たっぷり使ったカニクリームコロッケもいいですよ。これはまた作りたいレシピになりました。