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圧力鍋でパサつかない!イワシのレモンコンフィ風絶品レシピ|サカシュン流

イワシといえば「梅煮」や「生姜煮」など、和風の煮付けが定番ですよね。栄養満点で骨まで食べられるようにと、圧力鍋を使って煮込んだことがある方も多いと思います。

でも、いざ食べてみると「あれ?なんか身がパサパサする…」とガッカリした経験はありませんか?実はそれ、圧力鍋で煮込む過程で、イワシの良質な脂と水分が煮汁に溶け出してしまっているからなんです。

そこで今回は、その「パサつき問題」を見事に解決し、しかもお洒落なイタリアン風に仕上がる【サカシュン流・イワシのレモンコンフィ風絶品レシピ】をご紹介します!
本格的なコンフィは大量の油と時間が必要ですが、このレシピなら「オリーブオイル大さじ3」と「圧力鍋」だけで、しっとり柔らかく、小骨どころか中骨までホロホロの極上の一皿が完成しますよ。

本格コンフィの弱点と、今回のレシピの「一石三鳥」の魔法

レストランで出てくるような本来の「イワシのコンフィ」は、たっぷりのオリーブオイルにイワシを沈め、低温(80℃前後)を一定に保ちながら数時間かけてじっくり火を通すという、非常に手間とコストがかかる料理です。家庭で作るには少しハードルが高いですよね。

しかし、今回の「圧力鍋で作るコンフィ風煮込み」は、オリーブオイルを大さじ3杯しか使いません。これが驚くほどの魔法をかけてくれます。

  1. パサつきを防ぐオイルコーティング: 少量のオリーブオイルがイワシの身を優しくコーティングし、圧力鍋特有の「水分の流出によるパサつき」を完全に防ぎ、しっとりジューシーに仕上げます。
  2. レモン(酸)の力で骨までトロトロ: レモンの酸(クエン酸)には、魚の骨の成分であるカルシウムを溶かす働き(脱灰作用)があります。お酢を使って骨を柔らかくするレシピと同じ原理で、圧力鍋との相乗効果により、お子様でも中骨が全く気にならなくなります。
  3. 究極のパスタソースになる煮汁: 大量の油で煮るコンフィと違い、水と少量のオイルで煮込むため、イワシの旨味が溶け出した「煮汁」を後で極上のソースとして余すことなく再利用できます。

【魚屋の豆知識】コンフィに最適なイワシのサイズは?

スーパーでイワシを選ぶ際、大きさ(成長段階)によって呼び名が変わるのをご存知ですか?

  • 大羽(おおば)イワシ: 20cm以上の大型。脂の乗りは最高ですが、骨が太いため圧力鍋でも少し中骨が口に当たる場合があります。
  • 中羽(ちゅうば)イワシ: 10〜20cm程度の中型。今回のコンフィに一番おすすめのサイズ!
  • 小羽(こば)イワシ: 10cm以下の小型。火が通りやすく、骨も柔らかく仕上がります。

今回は扱いやすい「中羽イワシ」を使用します。(※小羽イワシを使う場合は、10〜12尾くらいに増やして作ってくださいね)

材料(約4人分)

  • イワシ(筒切り): 8尾分(※頭と内臓を取り除いたもの)
  • 塩(下処理用): 適量
  • 水: 150ml
  • にんにく: 1片(潰すかスライス)
  • レモンの輪切り: 4枚
  • ローリエ: 1枚
  • オリーブオイル: 大さじ3
  • 塩(味付け用): 小さじ半分〜1

※丸のままのイワシを買ってきた場合は、頭を落として内臓を綺麗に洗い流し、お好みの長さに筒切りにしてから進めてください。

【写真で解説】イワシの洋風レモンコンフィの作り方

1. 塩を振って15分置く(臭み抜き&下味)

筒切りにしたイワシ全体に塩をまんべんなく振り、そのまま15分ほど置いておきます。これが魚料理の基本であり、美味しさの最大の秘訣です。
15分経つと、写真のようにイワシの表面に汗のように水分が浮き出てきます。この水分の中に生臭さの原因が含まれているので、キッチンペーパーでしっかりと丁寧に拭き取ってください。これで臭みが抜け、同時に身にしっかりとした下味がつきます。

2. 圧力鍋にすべての材料を入れる

圧力鍋に下処理をしたイワシを並べ入れます。そこへ、水、にんにく、レモン、ローリエ、オリーブオイル(大さじ3)、味付け用の塩を加えます。

3. 加圧して20〜25分煮込む

フタをして火にかけます。圧力がしっかりとかかったら「弱火」にして、20〜25分煮込みます。
時間が経ったら火を止め、自然に圧力が抜けるまでそのまま放置して完成です!

実食!そのままワインのお供に、バゲットに乗せてお洒落に

フタを開けると、レモンとハーブの爽やかな香りが広がり、イワシの生臭さは驚くほど皆無です!
一口食べると、オイルコーティングのおかげで身はしっとり柔らか。そして懸念していた中骨も、レモンの酸と圧力鍋のダブル効果で、全く気にならずに丸ごと食べられます。少しはっきりとした塩味がついていますが、アンチョビのようにしょっぱすぎることはなく、素材の旨味がダイレクトに伝わってきます。

バゲットに乗せるだけで立派なイタリアン前菜に!

そのままワインのお供としてつまむのも最高ですが、バゲットにクリームチーズを塗り、スライストマトと一緒にこのイワシを乗せるだけで、まるでイタリアンバルのようなお洒落な一皿に変身します!

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【最強のアレンジ】余った煮汁は究極のパスタソース!

さて、鍋に残った煮汁ですが……絶対に捨てないでください!
そのままスプーンで一口味見をしてみてください。安いイワシから出たとは思えないほど、驚くほどポテンシャルの高い濃厚な旨味が煮汁に溶け出しているのが分かるはずです。

この煮汁にはすでに「にんにく」と「オリーブオイル」が入っているので、茹でたてのパスタと崩したイワシの身を絡めるだけで、最高に美味しい絶品パスタが完成します。
お好みでトマトやほうれん草、春菊など冷蔵庫にある野菜を追加したり、バジルやイタリアンパセリなどのハーブ類を足せば、お店で食べるような本格シーフードパスタになりますよ!

まとめ:イワシは「和食」だけじゃない!

イワシ=和風の煮付けや塩焼き、という固定観念を覆す「洋風レモンコンフィ」。
少量のオイルと圧力鍋、そしてレモンの力を借りることで、パサつかず、骨まで丸ごと食べられる最高の一品に仕上がります。何より、余った煮汁で作るパスタの美味しさは感動ものです!

スーパーで新鮮なイワシを見かけたら、ぜひこのイタリアンな調理法にもチャレンジしてみてくださいね。

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