カキフライを作るとき、「揚げている最中に爆発する」「衣が剥がれる」「中が生焼けで心配」「キッチンが油まみれになる」……そんな悩みを持っていませんか?
実は、その悩み、「冷凍牡蠣」と「バッター液」、そして「低温揚げ」ですべて解決できます!
この記事では、私が試行錯誤して辿り着いた、誰でも失敗なくお店レベルの味が作れる【サカシュン流】カキフライの作り方を、工程写真付きで徹底解説します。
特に「低温で揚げる」という極意は、揚げ物が苦手な方にとって目から鱗の方法です。ぜひ試してみてください!
この記事で分かること
- なぜ「冷凍牡蠣」がカキフライに最適なのか
- 洗い物が減り、爆発も防ぐ「魔法のバッター液」の黄金比
- 油ハネなし!ジューシーに仕上がる「140℃低温揚げ」のメリット
(↓そもそも牡蠣は「生食用」と「加熱用」どっちがフライに向いているの?という疑問は、こちらの記事で解説しています)
なぜ「冷凍牡蠣」がカキフライに最適なのか?
カキフライを作る牡蠣は「冷凍」を使うのが適しています。
理由は、カキフライを作る工程で形が崩れないし、パン粉もつけやすいからです。 あとは、冷凍の牡蠣は形のばらつきも少ないです。基本的にスーパーで売っている冷凍牡蠣はLサイズやLLサイズなどの表記があり、形が揃ったものを売っているケースが多いです。
良いもの(鮮度がいいもの)を急速冷凍しているので味も抜群です。
作り方とコツ・ポイント
1. 下処理(片栗粉で汚れを取る)
まず凍った状態の牡蠣(500g程)をボウルに入れます。

100gに対して大さじ1の片栗粉と塩少々を入れて、適量の水を入れてかき混ぜると、片栗粉が汚れを取ってくれます。

写真のように灰色になります。これが臭みの元です。 水洗いをしてザルにあげたら下処理はOKです。

2. バッター液を作る
次にバッター液を作ります。 「小麦粉→卵液→パン粉」という手順でもいいですが、バッター液の方が圧倒的に手間が減るし、パン粉も付きやすいです。
それにバットの数も減らせるので、洗い物が減るのも助かりますよね。 あとは、バッター液の方が牡蠣にしっかりと衣が付くので、揚げたときの爆発するリスクも軽減できるのもポイントです。
【バッター液の黄金比(目安)】
- 卵:1個
- 薄力小麦粉:大さじ5
- 水:50ccぐらい

そこまでシビアに計らなくても問題ありません。どちらかというとバッター液の「固さ(粘度)」の方が重要で、牡蠣全体にまとわりつくぐらいの固さです。 あと牡蠣自体に水分があるので、気持ち固めに作るとちょうどいいです。
イメージとしては、ホットケーキの生地よりゆるく、クレープ生地ぐらいでしょうか。 分からなければ目安の材料で作って、緩ければ小麦粉を足す、固ければ水を足すと調整も後から可能です。
3. 衣を付ける
バッター液を付けたら、パン粉をまぶしていきます。

この時点で中心はまだ冷凍状態なので、形がしっかりしていてパン粉もつけやすいです。

4. 【最重要】低温で揚げる
そして揚げていきますが、「何分揚げればいいのか?」「冷凍だと中まで火が通っているか心配」という声を多く聞きます。
ここでサカシュン流の揚げ物のポイントは、「低温で揚げること」です。

よくレシピである170℃〜180℃で揚げるのを見ますが、家庭で揚げ物をする場合は140℃〜160℃の低温で揚げた方が圧倒的に簡単です。
低温揚げのメリット
- ジューシーに仕上がる:低温でじっくり揚げることで、食材の水分が逃げにくく、中で蒸し料理のようにじっくり火を通してくれます。
- 失敗しない:じっくり時間をかけて揚げているので、「何分あげればいいのか」ではなく、「衣がキツネ色に色づいたら完成!」と見た目で判断できます。何分と気にしなくていいんです。
- キッチンが汚れない(重要!):低温なので油の飛び散りがメチャクチャ少ないです。「まわりがベトベトになるのがイヤー!!」というのが揚げ物を避ける最大の理由ではないでしょうか。油の飛び散りの原因は食材の水分が出てしまっていることが原因ですが、低温ならそれが防げます。
これだけでも低温の油で揚げることのメリットがよくわかります。 ちなみに私は揚げ物をするときは基本140℃で、食材によって最大でも160℃で揚げます。(IHなら最低設定温度で140℃のがあります)
2度揚げなんてしなくてもカラッと揚がりますし、余熱で火を通すなんてプロの技術を使う必要もありません。
実食!サカシュン流・究極のカキフライ

こんがりキツネ色に揚がったら完成です! あとは、私が開発した「サカシュン流のタルタルソース」を添えれば完璧です。

(↓ピクルス嫌いの子供も絶賛!魚介専用に開発した「究極のタルタルソース」のレシピはこちら)
味変には「ねぎポン酢」!
味変で「ねぎポン酢」もおススメです。さっぱりとしていくらでも食べられます。 そして実は……「ねぎポン酢+タルタル」を一緒に付けて食べるのも美味しいんです!ぜひ試してみてください。
まとめ:カキフライは「低温」なら失敗しない!
カキフライは難しい料理ではありません。
- 「冷凍牡蠣」を使って形をきれいに。
- 「バッター液」で手間を減らして衣をしっかり付ける。
- 「低温(140℃)」でじっくり揚げて、中まで火を通しつつジューシーに。
このポイントさえ押さえれば、油ハネも怖くありません。 これでカキフライは、あなたの得意料理になりますよ!

