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さわらは青魚?白身魚?ウナギ級の栄養とパサつかない絶品調理法

料理と魚が好きすぎて、異業種から鮮魚業界に飛び込んだ私ですが、よく周りの方から「さわらは青魚ですか?それとも白身魚ですか?」と聞かれることがあります。

「さわら 青魚 白身魚」というキーワードでインターネット検索をして、その本当の分類や、どうやって調理すればパサパサしない美味しい食べ方ができるのかを探している方もきっと多いかもしれませんね。

調理されたさわらは見た目が上品で透き通った白身のように見えますが、実はDHAやEPAといった栄養素がウナギ並みにたっぷりと詰まった最強の青魚なんです。

この記事では、鮮魚業界に身を置く私ならではの視点で、さわらが青魚に分類される理由や、青魚特有のリスクであるヒスタミン中毒を防ぐための確実な温度管理、そしてお刺身で食べる際のアニサキス対策について分かりやすく解説していきます。

さらに、さわら最大の弱点とも言える加熱時の身のパサつきを、プロが実践する塩での脱水や、サカシュン流の140〜160℃の低温フライといった調理メソッドで完全に克服するコツもお伝えします。

最後まで読んでいただければ、今夜は絶対にさわらを美味しく食べようと、カゴに入れたくなるはずです。

この記事で分かること

  • さわらが青魚であり赤身魚に分類される生化学的な理由
  • ウナギに匹敵するほど豊富なDHAやEPAなどの栄養素
  • ヒスタミン中毒やアニサキスを防ぐための安全な選び方と温度管理
  • 身のパサつきを抑えてふっくら美味しく仕上げるプロの調理法

さわらは青魚か白身魚か?魚屋が徹底解説

さわらって、実はすごく不思議な立ち位置のお魚なんですよね。見た目と中身のギャップがとても大きいんです。ここでは、さわらがどんな魚なのか、そしてどんな栄養や注意点があるのかを、料理と魚を愛する私ならではの視点で詳しくお伝えしていきますね。

見た目は白身魚でも本当の分類は赤身魚

お店に並んでいるさわらの切り身を見たときや、ご自宅で調理した後のさわらを見たとき、その身はとても白く透き通っていますよね。実際に食べてみても、味はクセがなくすごく淡白で、和食にぴったりな上品な風味があります。だからこそ、多くの方が直感的に「さわらは白身魚だろう」と思っているかもしれません。

鮮魚業界にいる私にも、周りの方から「あの白身魚のさわらをどうやって食べるのが一番いい?」とお声がけいただくことがよくあります。でも実は、水産学的な分類という少し専門的なお話をすると、さわらはマグロやカツオと同じく立派な「赤身魚」の仲間であり、市場や栄養の面では「青魚」として扱われているんです。これって結構びっくりする事実ですよね。

そもそも、魚が赤身か白身かを分ける基準というのは、身の表面的な色ではなく、筋肉のなかに含まれているタンパク質の一種である「ミオグロビン」や「ヘモグロビン」という色素の量で厳密に決まっているんです。ヒラメやカレイのような本当の白身魚は、海底の砂に隠れてじっと身を潜め、獲物が来たときだけパッと動くので、筋肉にそこまで酸素を蓄えておく必要がありません。

一方でさわらは、サバ科に属している「回遊魚」です。一生を通じて広大な海を休むことなく泳ぎ続け、エサを追いかけたり外敵から逃げたりしているんですね。そんなハードな有酸素運動を続けるためには、筋肉のなかにたくさんの酸素を運んで貯めておくためのミオグロビンが大量に必要になります。この色素には鉄分が含まれていて、酸素と結びつくことで赤くなる性質があるため、さわらの筋肉にはこの色素がたっぷりと含まれており、科学的には紛れもなく赤身魚というわけなんです。

ではなぜ「青魚」とも呼ばれるのかというと、これは学術的な分類というよりも、背中の部分が青黒く光っているという見た目の特徴や、身に含まれる脂の性質がサバやイワシ、アジなどととても似ているからなんですね。

青魚というカテゴリーは、見た目や栄養面からまとめられた市場でのグループ分けのようなものです。だからこそ、「筋肉の成分は赤身魚であり、市場の扱いとしては青魚でもある」というのが、さわらの本当の姿なんです。このギャップを知っているだけでも、お魚を選ぶのが少し楽しくなるかなと思います。

出世魚としてのさわら

さわらは成長するにつれて呼び名が変わる出世魚でもあります。40〜50cmくらいまでは「サゴシ」、60cmくらいを「ナギ」、そして大型になったものを「サワラ」と呼びます。地域によっても少し呼び方が違うのが面白いところですね。

サゴシも脂はないけど炙りは旨いですよね!

ウナギ並み!DHAとEPAの豊富な栄養

青魚であるさわらは、私たちの体にとって本当に嬉しい栄養素がぎっしり詰まった宝庫なんです。青魚と聞いて真っ先に思い浮かぶ栄養素といえば、オメガ3系脂肪酸であるDHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸)ですよね。これらは人間の体内ではほとんど作ることができない必須脂肪酸なので、日々の食事からしっかりと摂る必要があるんです。

さわらのスゴいところは、なんといってもそのDHAの含有量です。さわら100gあたりに含まれるDHAの量は約1100mgにもなり、これは数ある魚類のなかでもトップクラスの数字なんですよ。滋養強壮に良い食材の代表格として知られるウナギにも匹敵するくらいの数値なので、いかにさわらが栄養満点かが分かっていただけるかなと思います。

DHAは脳の神経細胞をサポートする働きがあると言われていて、お子様の成長や、私たちの毎日の健康維持にもぴったりです。また、EPAは血液をサラサラに保つサポートをしてくれることで知られていますよね。

さらに、さわらには脂質以外の栄養素も豊富なんです。例えば、体内の余分な塩分(ナトリウム)を体の外に排出してくれる働きを持つ「カリウム」がたくさん含まれています。普段からお酒をよく飲んだり、塩分の多い食事をしがちな方には、とてもありがたいミネラルですよね。他にも、脂質の代謝を助けてくれるビタミンB2や、骨を丈夫に保つために欠かせないビタミンDなどもバランスよく含まれています。

美味しいだけでなく、これだけ栄養価の高い最強の青魚なので、ぜひご家族の食卓に積極的に取り入れていただきたいなと、お魚好きとしても強くおすすめします。

栄養成分(生・可食部100g当たり)含有量
エネルギー177 kcal
DHA(ドコサヘキサエン酸)1100 mg
EPA(エイコサペンタエン酸)340 mg
カリウム豊富に含まれる

※数値はあくまで一般的な目安です。

ヒスタミン中毒を防ぐ確実な温度管理法

ウナギ並みの栄養満点なさわらですが、サバ科の赤身魚・青魚であるからこそ、調理や保存の際に絶対に気をつけていただきたい注意点があります。それがヒスタミン中毒という、アレルギーのような症状を引き起こす食中毒のリスクです。鮮魚を扱うプロの現場でも、この点については細心の注意を払って徹底した温度管理を行っています。

さわらやマグロ、サバといった赤身魚の筋肉には、「ヒスチジン」というアミノ酸がもともとたくさん含まれています。このヒスチジン自体は私たちの体に必要な成分で全く無害なのですが、問題は温度管理にあります。

買った魚を常温のキッチンに長時間置きっぱなしにしたり、保冷バッグに入れずに暖かい車内で持ち帰ったりすると、魚に付着している細菌がものすごいスピードで増殖してしまいます。すると、細菌の働きによって無害なヒスチジンが「ヒスタミン」という物質に変化してしまうんですね。このヒスタミンが一定量以上蓄積された魚を食べてしまうと、食後数十分から1時間くらいで顔が真っ赤になったり、全身にじんましんが出たり、頭痛や嘔吐といった激しい症状が出ることがあるんです。

ヒスタミンは加熱しても消えません!

ここで一番恐ろしいのは、一度できてしまったヒスタミンは熱にものすごく強いということです。「ちょっと鮮度が落ちて匂いがするから、中までしっかり火を通せば大丈夫だろう」という考えは、ヒスタミン食中毒においては全く通用しません。焼いても揚げても、毒素はそのまま残ってしまうんです。(出典:厚生労働省『ヒスタミンによる食中毒について』

これを完全に防ぐための唯一の確実な方法は、買った魚をすぐに冷蔵庫(10℃以下)に入れること、これに尽きます。お買い物をされる際は、鮮魚を買うのは一番最後にして、氷や保冷剤を使って冷たいまま持ち帰ってください。ご自宅に着いたら、すぐに冷蔵庫のチルド室などに直行させましょう。もし「少し古くなってしまったかな」「保存状態が悪かったかも」と不安に感じたら、加熱用であっても思い切って処分する勇気を持つことが、家族の安全を守るためにとても大切かなと思います。

※記載している症状などはあくまで一般的な目安です。食の安全に関する正確な情報は厚生労働省などの公式サイトをご確認ください。また、万一体調に異変を感じた場合の最終的な判断は専門家にご相談ください。

刺身で食べる際のアニサキス対策と注意点

新鮮なさわらのお刺身は、口に入れた瞬間にほんのりとした上品な甘みが広がって、もう本当に絶品なんです。私の住んでいる地域や、とくに岡山県などでは、さわらを分厚く切ってお刺身で食べる文化が根付いていて、「お皿まで舐めるほど美味しい」なんて言われることもあるくらいです。ただ、回遊魚であるさわらを生で食べる際にどうしても警戒しなければならないのが、アニサキスという海洋性の寄生虫の存在ですね。

アニサキスは、さわらが海を泳いでいる間に食べたエサを通じて魚の体内に取り込まれます。もし生きたままのアニサキスを人間が食べてしまうと、胃の壁や腸の壁に潜り込もうとして、数時間後にものすごい激痛や吐き気を引き起こす「アニサキス症」になってしまいます。私たち鮮魚を扱う側も細心の注意を払って処理をしていますが、アニサキスは白くて糸のように細いため、100%完全に見つけ出すのは至難の業なんです。

ご家庭でお刺身を楽しむためのアニサキス対策としては、まずは調理の際に明るい場所で、身の表面や間に白い糸のようなものがいないか「目視で徹底的に確認すること」が基本です。また、アニサキスは傷つくと死んでしまうので、身に細かく隠し包丁を入れることや、薄く削ぎ切りにするのも有効な手段ですね。

さらに確実な方法としては、一度-20℃で24時間以上しっかりと冷凍処理をしてから解凍して食べるという方法があります。市販されているお刺身用のサクのなかには、すでにこの冷凍処理(解凍)がされているものも多いので、表示をしっかりチェックしてみてくださいね。

※寄生虫に関する正確な情報は厚生労働省などの公式サイトをご確認いただき、ご自宅での調理に少しでも不安が残る場合は、無理にお刺身にはせず加熱して食べるなど、自己責任にてご判断ください。

プロが実践するお刺身用の安全な選び方

お店でお刺身用のさわらを選ぶとき、「どれが新鮮で美味しいのか分からない」と迷ってしまうことってありませんか。ここでは、料理と魚が好きすぎて鮮魚業界に飛び込んだ私ならではの目線から、安全で美味しいお刺身用さわらの見極め方をお伝えしますね。

まず大前提として、お刺身で食べる場合は、パッケージに必ず「生食用」や「刺身用」と明記されているものを選んでください。「加熱用」と書かれているものは、鮮度や処理の過程が生食に向いていないため、絶対に生では食べないでくださいね。その上で、鮮度を見分ける一番のポイントは「身の透明感とハリ」です。

新鮮なさわらの身は、うっすらとピンク色がかった透明感があり、表面にツヤがあります。逆に、鮮度が落ちてくると身全体が白っぽく濁ってきたり、水分が抜けてパサッとした見た目になってきたりします。

また、皮付きのサクが売られている場合は、皮の模様にも注目してみてください。さわらの皮には丸い斑点模様があるのですが、この斑点がくっきりと鮮やかに見えているものは新鮮な証拠です。切り口の角がピシッと立っていて、ドリップ(赤い汁)がパックの底に溜まっていないものを選ぶと間違いありません。

もし丸魚(一匹丸ごと)で買う機会があれば、エラの中が鮮やかな赤色をしているか、目が澄んでいるかもチェックポイントになりますね。新鮮なさわらを手に入れたら、すぐに冷蔵庫へ入れ、その日のうちになるべく早くお召し上がりいただくのが、最高の美味しさを楽しむコツかなと思います。

さわらなど青魚のパサパサを防ぐ調理法

さわらはお刺身で食べても最高ですが、焼き魚や揚げ物にしても本当に美味しいお魚です。ただ、どうしても「火を通すと身がパサパサになって硬くなる」というイメージを持たれがちですよね。ここでは、ちょっとした調理の工夫で驚くほどふっくらとジューシーに仕上がる、プロのテクニックをご紹介していきます。

加熱時に身がパサパサになる原因とは

さわらを普通に焼いたり茹ったりすると、なぜあんなにもパサパサになってしまうのか。その原因を知ることで、対策が打てるようになります。さわらは適度に脂が乗っているのですが、そもそもがマグロやカツオと同じ赤身魚の仲間であり、長く泳ぎ続けるための筋肉の繊維がしっかりとしているんです。

この筋肉の繊維は、熱が加わるとギュッと縮んでしまう性質を持っています。フライパンやグリルで急激に高い温度で加熱すると、身の結合組織が縮んで、その隙間から魚の持っている美味しい水分や脂分が外に一気に押し出されてしまいます。これが、口に入れたときに水分を感じられず「パサパサする」と感じてしまう最大の原因なんですね。特に、しっかりと火を通そうと長く茹ですぎたり、強火で長時間焼きすぎたりすると、完全に水分が抜け落ちてしまいます。

ですから、さわらを美味しく料理するための大原則は、「いかに身のなかの水分と旨味成分を外に逃がさずに閉じ込めるか」ということになります。コーティングをして水分の蒸発を防いだり、温度をコントロールして筋肉を急激に縮ませないようにしたりと、ほんの少しの科学的なアプローチを取り入れるだけで、いつものさわら料理がまるで料亭のような仕上がりに変わるんですよ。

ご家庭でも簡単にできる工夫ばかりですので、次の見出しからは具体的な調理法ごとにそのコツを詳しく解説していきますね。

塩焼きを美味しくする脱水テクニック

さわら本来の野性味あふれる味わいや、皮の香ばしさをダイレクトに楽しむなら、やっぱりシンプルな「塩焼き」が一番ですよね。でも、ただ買ってきた切り身にパッパッと塩を振って、そのままグリルに放り込んでいませんか?実はそれ、さわらのポテンシャルを半分も引き出せていないかもしれません。塩焼きを劇的に美味しくするためには、焼く前の「脱水」という工程がものすごく重要なんです。

やり方はとても簡単です。さわらの切り身をバットに並べたら、まず少量の日本酒を表面に軽く振りかけます。そして、その上から全体にまんべんなく塩を振って、そのまま常温で10分から15分ほど置いてみてください。すると、塩の「浸透圧」という科学的な働きによって、魚の身の奥からじわじわと余分な水分が表面に浮き出てきます。実はこの浮き出た水分に、青魚特有の生臭さの原因となる成分(トリメチルアミンなど)が溶け込んでいるんです。

旨味を凝縮させるプロの技

時間が経ったら、表面に浮いたこの水分を、キッチンペーパーで優しく、でもしっかりと拭き取ってください。これで臭みが取れると同時に、身が適度にキュッと引き締まって焼き崩れしにくくなります。そして余分な水分が抜けた分、火を通したときに内側に残った旨味がギュッと凝縮されて、パサパサどころか、しっとりホクホクとした最高の塩焼きに仕上がるんです。

このひと手間を加えるだけで、お家で作る塩焼きがワンランクもツーランクもアップしますので、ぜひ試してみてくださいね。

失敗しない西京焼きの美味しい焼き方

ちょい焦げぐらいが一番美味しいですよね!

さわら料理の最高峰であり、和食の定番といえば「西京焼き」ですよね。ほんのり甘い白味噌(西京味噌)の風味と、さわらの淡白な旨味が合わさって、ご飯が何杯でも進む美味しさです。お味噌のなかに含まれる麹菌の酵素が、さわらのタンパク質をアミノ酸に分解してくれるので、漬け込むだけで勝手に旨味が何倍にも跳ね上がるという、理にかなった素晴らしい調理法なんです。

ただ、ご自宅で西京焼きを焼くときに一番多い失敗が、「真っ黒に焦がしてしまうこと」ですよね。西京味噌には糖分がたくさん含まれており、魚の身にもアミノ酸がたっぷりとまとわりついている状態です。この糖分とアミノ酸が熱で結びつく「メイラード反応」というものが起きるため、少し火が強いだけであっという間に焦げ付いてしまうんです。せっかく美味しく漬け込んださわらが焦げてしまうと、本当にがっかりしてしまいますよね。

失敗しないための最大のコツは、焼く前に魚の表面についているお味噌を、キッチンペーパーでこれでもかというくらい丁寧に拭き取ることです。水で洗ってしまうと水っぽくなるので拭き取るのがポイントですね。そして、グリルかフライパンにクッキングシートを敷き、本当に「極弱火」でじっくり時間をかけて焼いてください。強火で一気に焼くと水分が飛んでパサパサになりますが、極弱火でゆっくりと中まで熱を伝えることで、外は焦げずに香ばしく、中はふっくらとしっとりした、お店で食べるような完璧な西京焼きが完成します。

サカシュン流!140〜160℃の低温フライ

さわらの身が崩れやすくてパサつきがちという弱点を、見事なまでに克服できる調理法が「揚げ物」なんです。小麦粉や卵液、パン粉などの衣をつけて油で揚げることで、衣が瞬時に硬化してカプセルのようになり、さわらの内部の水分や旨味を完全に閉じ込めてくれるシェルターの役割を果たしてくれるんですね。

ここで、私がよく実践している「サカシュン流」のちょっとしたこだわりをご紹介します。それは、油の温度を140〜160℃の低めの温度に設定して揚げることなんです。通常、トンカツや魚のフライなどは170℃から180℃くらいの高温でサクッと揚げるのが一般的ですよね。でも、さわらのように熱で筋肉が縮みやすい魚の場合、高温で一気に揚げると中まで火が通る前に身が硬くパサついてしまうことがあるんです。我が家はIHで揚げ物温度設定があるので基本140度がメインです。食材によって火が入りやすいものでも160度までしか温度を上げません。

低温でじっくり揚げるメリット

140〜160℃という少し低めの温度で、じっくりと時間をかけて揚げることで、魚の内部の温度がゆっくりと上がっていきます。すると、タンパク質が急激に縮むのを防ぐことができ、身が硬くならずに驚くほどフワフワでジューシーな食感に仕上がるんですよね。こうして揚げたさわらのフライは、タルタルソースやお塩で食べると本当に絶品です。ご家庭でも作りやすくて本当に美味しいメニューなので、ぜひ一度試してみてください。

ちなみに、この「140〜160℃の低温でじっくり揚げる」というサカシュン流のコツは、さわらに限らず、どんなお魚のフライや唐揚げでも絶対にパサパサにさせない魔法の調理法です。
他のお魚を使った絶品の低温揚げレシピも公開しているので、お魚のパサつきに悩んでいる方はぜひこちらもチェックしてみてくださいね!

【サカシュン流】モウカザメの唐揚げレシピ!絶品「海の鶏から」は140℃の低温揚げでパサつかない

赤カレイの美味しい食べ方3選!サカシュン流「低温唐揚げ」なら骨までバリバリ&油ハネなし!

【サカシュン流】シズ(イボダイ)の唐揚げ 骨までパリパリ!2種の味で楽しむ絶品レシピ

まとめ:さわらは青魚の栄養を持つ最強の魚

ここまで、さわらの本当の分類や栄養、そして美味しく安全に食べるためのポイントについて詳しくお話ししてきましたがいかがでしたでしょうか。見た目は透き通るような上品な白身魚のようでありながら、実は筋肉にたっぷりの酸素を蓄え、DHAやEPAといった素晴らしい栄養素がウナギ並みに詰まった最強の「青魚」であるさわら。この見た目と中身のギャップを知ると、なんだかますます魅力的なお魚に見えてきますよね。

もちろん、サバ科の赤身魚である以上、常温放置によるヒスタミン中毒や、お刺身で食べる際のアニサキスといったリスクには十分に注意しなければなりません。お買い物の際は最後にカゴに入れ、氷や保冷剤でしっかりと冷やしながら持ち帰り、すぐに冷蔵庫へ入れるという徹底した温度管理が、家族の食卓を守る第一歩になります。

そして、さわら最大の弱点である「火を通すとパサパサになる」という悩みも、今日ご紹介したプロのテクニックを使えば簡単に解決できます。塩焼きの前にはお酒と塩を振って脱水し旨味を凝縮させること。

西京焼きは表面の味噌を丁寧に拭き取って極弱火でじっくり焼くこと。そして、フワフワの食感を楽しむならサカシュン流の140〜160℃での低温フライに挑戦すること。これらを実践するだけで、さわらは本当に美味しく生まれ変わります。

今日の晩ごはんは、ぜひ新鮮なさわらをカゴに入れて、パサつき知らずのふっくら美味しい一皿を堪能してみてくださいね。

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