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ブダイの美味しい食べ方4選!鶏むね肉より安い激安魚の絶品レシピ

スーパーの鮮魚コーナーや産直市場で、赤や青の鮮やかな体色をした大きな魚「ブダイ」を見かけたことはありませんか?

「見た目がちょっと怖い…」「ネットで調べたら硬いとか臭いって書いてあったし…」と敬遠されがちなブダイですが、実は調理法さえ間違えなければ、他の魚にはない「極上の弾力」を楽しめる最高の魚なんです!

※ブダイが硬いと言われる理由や、臭いの原因(内臓)については、こちらの記事で魚屋の視点から詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。

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今回は、現役魚屋である私が何度も試作して行き着いた、ブダイ特有の強靭な身を120%活かす「本当に美味しい食べ方4選」を写真付きで大公開します!

鶏むね肉より安い!?激安ブダイだからできる料理の「冒険」

レシピをご紹介する前に、私がブダイを強くおすすめしたい「もう一つの理由」をお伝えさせてください。それは、とにかく圧倒的に安い(コスパが最強すぎる)ということです。

一般的に敬遠されがちなマイナー魚であることに加え、まとまって水揚げされることも多いため、私が魚屋でブダイを買った時はなんと「100グラムあたり20円」という激安価格でした!普段でもグラム100円以下で売られていることが多く、大きなブダイを丸ごと2匹買ってもたったの410円。捌いた後の歩留まりを考えても下手な鶏むね肉や豚こま肉を買うよりもずっと安いんです。

【魚屋のつぶやき】安い魚だからこそ「冒険」できる!

家庭で魚料理をする時、「せっかく高い魚を買ったんだから、もったいない…」と感じて、結局いつものお刺身や塩焼き、フライ・天ぷら・煮付けとメニューが定番化してしまいませんか?
でも、グラム数十円の激安ブダイなら話は別です!「もったいない」という心理が働かないため、細かく刻んで味の濃い中華風にしてみたり、じっくり鍋で煮込んでみたりと、思い切って色々な料理の「冒険」ができるのが最大の強みなんです。

お肉よりも安く手に入り、しかも高タンパク。育ち盛りのお子さんに「もっと魚を食べてほしい!」と願う親御さんにとって、ブダイは家計も助けてくれる最強の味方になり得ますよ!

硬さを極上の「弾力」に変える!ブダイの絶品レシピ4選

それでは、いよいよ実践編です。ブダイの身は普通に厚く切って刺身にしたり、そのまま塩焼きにするとゴムのように硬くなってしまいます。しかし、その「煮崩れしない強靭な筋肉」や「心地よい歯ごたえ」を逆手に取れば、他の魚では絶対に真似できない絶品料理に大化けします。

さっそく、サカシュン流・ブダイの美味しい食べ方を見ていきましょう!

1. フグのような弾力!朝どれブダイの薄造り

ブダイ特有の「硬さ」を最もダイレクトに、かつ美味しく味わう方法が「薄造り」です。

朝どれの大きなブダイは、とにかく身が硬い!捌いていても魚とは思えないほどの弾力で驚きます。特に大きな個体で、写真のように青黒い大きなブダイは特に硬いです。
この硬い身を、皮を活かした「焼霜造り(炙り)」や「湯霜造り」にして分厚く切ると、正直あごが疲れるくらいの食感になります。そこで、この場合はフグやヒラメのように極限まで薄く切るのが正解です。

特に朝どれで新鮮なものなら、活〆していなくても磯臭さなどはほぼ気づかないレベルで、非常に美味しく味わえます。
実際に家族になんの先入観がない状態で食べてもらいましたが、「美味しい!食べやすい」と言っていました。この魚が世間からは敬遠されがちだとは全く分からなかったようです。

(冬場のブダイなら内臓も匂わないと言われますが、捌いて柵にして1日ほど寝かせれば、硬い弾力のある身ももっちりとした食感に変わるので、その場合は皮を活かした炙りなどもアリだと思います。)

2. 娘たちに大好評!お肉のような低温唐揚げ

これは娘2人にも非常に好評で、あっという間になくなりました。
ブダイのしっかりとした弾力のある身は、魚とは思えない食感で驚きます。パサつきがゼロの鶏むね肉のような食感で、味は魚。不思議な感じですが、間違いなく美味しいです。

【サカシュン流】揚げ物はすべて140〜160℃の「低温」!

私は揚げ物をする時、他の魚や天ぷら、鶏のから揚げ、とんかつなど、すべて140〜160度の低温で揚げています。理由は、180度推奨が多いですが、火の通りが甘かったり、余熱で火を通すのは難しいからです。
低温でじっくり食材の中を蒸らしつつ揚げているため、水分が蒸発しづらく、ジューシーに仕上がります。さらに、低温で揚げていると食材から水分が出にくいので、油跳ねが凄く少ないのも特徴です。後かたずけが楽になり、ビックリするはずです。

下味をつけて揚げても美味しいですが、単純に皮ごとぶつ切りにして、片栗粉をまぶして揚げて、あとから塩とレモンで食べるだけで絶品です。
低温で揚げ、衣がカリッとしてキツネ色になった時点(約10分)で中まで火が通っていますよ。

3. 煮崩れしない安心感!あら出汁のブダイ鍋

ブダイの強靭な身は、じっくり煮込む「鍋」にも最適です。煮崩れしないので、鱈よりも鍋に適しているかもしれません。

■ 魚屋直伝!臭みなしのブダイ出汁の取り方

  1. ブダイのあら(頭、カマ、骨)にしっかり塩をまぶして15分程置く。
  2. 出てきた水分をキッチンペーパーで完全に拭き取る。
  3. 魚焼きグリルでしっかりめの焦げ目がつくまで焼く。(ヒレも焦げ目がつくまで焼くのがヒレ酒のように美味しくするコツ)
  4. 昆布を入れた鍋で、沸騰後15分程中火で出汁を取る。

薄い場合は塩や醤油を足して調整してください。出来た出汁は臭みもなく、非常に美味しく仕上がります。

そこにぶつ切りにしたブダイとお好みの鍋の具材を入れ、少し長めに煮込みます。
鱈などは煮崩れてボロボロになりますが、ブダイは煮崩れしない安心感があり、煮込むことで出汁が身にしみ込み、もちもちプルプルとした極上の弾力になります。塩焼きだと少し水っぽさが気になりますが、鍋なら全く気になりませんよ。

4. 変わり種だが本命!海鮮麻婆ブダイ

最後にご紹介するのは、変わり種ですが我が家の本命レシピ「海鮮麻婆ブダイ」です!
他の魚では炒めている間に身がボロボロになってしまいますが、ブダイは形と食感を保ってくれるので可能になります。豚ひき肉とは違った香りで、代替品ではなく「別の料理」として成立してくれます。お肉を控えている方や、豚の脂が気になる方にもおすすめです。

■ 材料(一尾分)

  • ブダイ(皮ごと細かめに)・・・1尾
  • ニンニクみじん切り・・・1片
  • 生姜みじん切り・・・1片
  • ネギor玉ねぎ(みじん切り)・・・ネギ1本(または玉ねぎ1個)
  • ピーマン・・・5個
  • ごま油・・・大さじ2
  • 水・・・100cc
  • 【調味料】顆粒鶏ガラスープ(小さじ2)、砂糖(小さじ2)、醤油(大さじ3)、水溶き片栗粉(大さじ2)

具材のアレンジは自由自在!

今回はピーマンを使っていますが、本来の麻婆豆腐でおなじみの「ニラ」や「木綿豆腐」を入れても当然美味しく仕上がります!ご家庭の冷蔵庫にある具材で色々とアレンジしてみてくださいね。

■ 作り方

  1. ごま油、ニンニク、ショウガをフライパンに入れ、中火で炒めて香りを出す。
  2. ネギor玉ねぎを加え、さらに炒める。
  3. 細かく切ったブダイ、ピーマン(またはニラや豆腐など)を入れて炒める。
  4. 全体に火が通ったら水を加え、調味料(片栗粉以外)をすべて入れる。
  5. 水溶き片栗粉を回し入れ、とろみが付くまで煮たらベースの完成!

【サカシュン流のポイント】辛味は「後がけ」で家族みんなが笑顔に!

通常の麻婆豆腐であれば、調理の段階で豆板醤や唐辛子、山椒などを入れて辛味をつけますが、我が家のベースの味付けにはあえて辛味を入れていません。
これは、小さなお子様や辛いものが苦手な方でも安心して美味しく食べられるようにするための工夫です。
大人は、お皿にご飯と一緒にたっぷり盛り付けた後から、お好みで「粉山椒」と「ラー油」をサッと後がけしてください。これだけで、ピリッとシビれる本格的な「完全体」の海鮮麻婆風に早変わりしますよ!

まとめ:人気がないと敬遠するのはもったいない!激安ブダイで色々な料理に挑戦を

今回は、ブダイの美味しさを120%引き出す、魚屋の絶品レシピ4選をご紹介しました。
世間では敬遠されがちで「まずい」「臭い」「硬い」という噂もある魚ですが、実際は調理法次第でマダイにも負けない素晴らしい魚です。

何より、鶏むね肉よりも安く手に入る「激安魚」であることは、家計の強い味方です。魚料理というとどうしても刺身や塩焼き、フライと定番化してしまいますが、グラム数十円で買えるブダイなら、細かく刻んで中華風にしてみたりと、もったいないなどの罪悪感なしに、色々な料理に挑戦できます。

スーパーや産直市場で色鮮やかなブダイを見つけたら、ぜひ迷わずカゴに入れて、今回ご紹介した料理の「冒険」を楽しんでみてください!

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