スーパーの鮮魚コーナーで「鮭」を買おうとしたとき、ふと「銀鮭と紅鮭の違いってなんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか。見た目はどちらも美味しそうな切り身ですが、実はこの二つ、味や食感はもちろん、値段や栄養、そして適した料理まで驚くほど異なります。「今日はどっちを買えばいいの?」と迷ってしまうことも多いですよね。
この記事では、私が普段売り場で感じていることや実際のデータを交えながら、それぞれの特徴を分かりやすく解説します。
この記事で分かること
- 銀鮭と紅鮭の決定的な味と食感の違いが分かります
- 目的の料理に合わせてどちらを選ぶべきか即決できるようになります
- 意外と知らないカロリーや栄養価の差を理解できます
- プロが教えるスーパーでの美味しい鮭の選び方が分かります
銀鮭と紅鮭の違いを味や見た目で徹底比較
まずは、一番気になる「味」や「見た目」の根本的な違いから見ていきましょう。実はこの違い、魚が育ってきた環境に大きな秘密があるんです。
脂乗りの銀鮭とコクのある紅鮭の味の特徴
銀鮭と紅鮭、食べてみるとその違いは歴然としています。それぞれの特徴を深く理解することで、料理の仕上がりも大きく変わってきますよ。

まず銀鮭(ギンザケ)ですが、こちらは今の日本のスーパーで売られているものの多くが「養殖」です。主にチリなどの波が穏やかなリアス式海岸(フィヨルド)で、管理された環境のもと育てられています。これが味にどう影響するかというと、運動量が比較的少なく、栄養たっぷりの餌を毎日しっかりと食べているため、全身に脂が乗っているのです。
焼いてみると一目瞭然です。グリルの中でパチパチと音を立てて脂が滴り落ち、焼き上がりは箸を入れるだけでホロリと崩れるほど柔らかい。口に入れれば、ジュワッとした脂の甘みが広がります。魚特有の生臭さやクセも少ないため、魚が苦手な子供でも「これなら食べられる!」と言ってくれることが多いのがこの銀鮭ですね。まさに「万人に愛される、分かりやすい美味しさ」と言えるでしょう。

一方、紅鮭(ベニザケ)は基本的に「天然」の魚です。アラスカやロシア、カナダなどの北太平洋の冷たく荒い海を、産卵のために生まれた川へ戻るまで数千キロも回遊します。この過酷な旅路が、紅鮭の肉質を決定づけます。
鍛え上げられたその身は、加熱するとキュッと引き締まり、心地よい弾力が生まれます。銀鮭のように脂でとろける感じではありませんが、噛めば噛むほどに鮭本来の濃厚な旨味(コク)がじわじわと溢れ出してくるんです。「鮭はやっぱりこの塩気と歯ごたえがないと!」という通好みの味わいですね。白いご飯に乗せて食べたときの満足感は、やはり紅鮭に軍配が上がると私は感じています。
このように、育った環境(養殖か天然か)が、そのまま味と食感のキャラクターに直結しているんですね。スーパーで選ぶときは、「今日は脂を感じたいか、それとも鮭の味そのものを噛み締めたいか」を基準にしてみると、失敗が少なくなりますよ。
銀鮭と紅鮭の値段や相場の比較

主婦(主夫)の皆さんにとって、味と同じくらい、あるいはそれ以上に気になるのが「お値段」ではないでしょうか。日々の食卓に並べるものですから、コスパは重要ですよね。
結論から言うと、一般的には「銀鮭の方がお手頃」で、「紅鮭の方が少し高価」という傾向があります。もちろん時期や漁獲量にもよりますが、これには明確な理由があるんです。
銀鮭は、先ほどもお話しした通り「養殖」がメインです。人の手によって生産計画が立てられ、安定して育てることができるため、供給量が急激に減ることがあまりありません。チリなどからの輸入ルートも確立されており、一年を通して安定した価格で店頭に並びます。スーパーのチラシで「鮭の切り身 100g 〇〇円!」と特売になっているのは、十中八九この銀鮭です。家計の強い味方ですね。
対して紅鮭は、「天然資源」に依存しています。海のご機嫌次第で、豊漁の年もあれば不漁の年もあります。特に近年は、地球環境の変化などもあって漁獲量が不安定になりがちです。養殖が非常に難しい魚種でもあるため(最近は陸上養殖の研究も進んでいますが、まだ一般的ではありません)、どうしても希少価値が高くなります。
さらに、紅鮭はその美しい「紅色」がお祝い事にも喜ばれるため、贈答用としてのブランド価値も乗っかってきます。お歳暮やお中元の高級な鮭詰め合わせに入っているのは、大抵が紅鮭です。
| 魚種 | 価格の目安(個人的感覚) | 入手しやすさ | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 銀鮭 | お手頃〜中価格 | ◎ どこのスーパーでもほぼ確実にある | 日常のおかず、おにぎり、大量調理 |
| 紅鮭 | 中価格〜高価格 | △ 店舗によっては置いていないことも | お弁当、お茶漬け、ちょっと贅沢な朝食、贈答 |
ただ、最近は飼料代の高騰や円安の影響で、銀鮭の価格もじわじわと上がってきています。「銀鮭=激安」というイメージは少しずつ変わりつつあるかもしれません。それでも、紅鮭に比べればまだ手に取りやすい価格帯を維持しています。
私の使い分けとしては、平日の夕食や子供のおかずにはコスパの良い銀鮭を使い、週末の朝ごはんやお弁当など「ここぞ」という時には奮発して紅鮭を買う、といったスタイルです。価格差を知った上で、メリハリをつけて選ぶのが賢い買い物術かなと思います。
気になるカロリーとタンパク質の栄養比較

「最近お腹周りが気になってきた…」「筋トレをしているからタンパク質を効率よく摂りたい」そんな健康意識の高い方にとって、食材の栄養価は無視できないポイントですよね。実は、同じ「鮭」でも銀鮭と紅鮭では栄養の中身がガラリと違うんです。
文部科学省が公表している「日本食品標準成分表」のデータを参考に、一般的な数値を比較してみましょう。(※数値は生の状態の可食部100gあたりです)
| 栄養素 | 銀鮭(養殖) | 紅鮭(天然) | 比較のポイント |
|---|---|---|---|
| エネルギー | 204 kcal | 138 kcal | 銀鮭は高カロリー!紅鮭の約1.5倍 |
| タンパク質 | 19.6 g | 22.5 g | 紅鮭が高タンパク!筋肉作りに最適 |
| 脂質 | 12.8 g | 4.5 g | 銀鮭の脂質は紅鮭の約3倍近い |
(出典:文部科学省『日本食品標準成分表2020年版(八訂)』より作成)
このデータから読み取れることは明確です。
銀鮭は、高エネルギーで脂質がたっぷり。これは悪いことばかりではなく、育ち盛りの子供や、活動量が多くてエネルギーを必要とする人にとっては素晴らしいスタミナ源になります。あのジューシーな脂には、脳の働きを助けると言われるDHAやEPAもしっかり含まれていますからね。
一方、紅鮭は「高タンパク・低脂質」の優等生です。100gで約22.5gものタンパク質が摂れるのに、脂質は銀鮭の3分の1程度。これは、広い海を泳ぎ回って筋肉質に育った天然魚ならではの特徴です。ダイエット中の方、ボディメイクに励む方、あるいは脂っこい食事が苦手になってきた方には、断然「紅鮭」がおすすめと言えます。
「鮭はヘルシー」というイメージがありますが、種類によってこれだけの差があることは意外と知られていません。「痩せたいから夕食は魚にしよう」と思って、脂たっぷりの銀鮭をバターでソテーして食べていたら、思ったよりカロリーを摂ってしまっていた…なんてこともあり得ます。
切り身は刺身NG?生食の可否について
ここで一つ、皆さんの健康を守るために絶対に知っておいていただきたい、非常に重要な注意点があります。売り場でよく聞かれる質問No.1といっても過言ではないのが、「この切り身、お刺身で食べられますか?」というものです。
警告:スーパーのパック入り切り身は、基本的に「加熱用」です!
「新鮮で色が綺麗だから」「塩鮭じゃないから」といって、加熱用の切り身を刺身で食べるのは絶対にやめてください。食中毒のリスクがあります。
スーパーで「塩鮭」や単に「切身」として売られている銀鮭や紅鮭は、基本的に加熱して食べることを前提に衛生管理・処理されています。お刺身用のような厳格な温度管理や寄生虫対策が行われていない場合がほとんどです。
特に注意が必要なのが、天然の紅鮭です。天然の魚は、海で何を食べているか完全にコントロールできません。そのため、オキアミなどの餌を介して「アニサキス」という寄生虫が内臓や筋肉に入り込んでいる可能性があります。アニサキスによる食中毒は激しい腹痛や嘔吐を引き起こすため、決して甘く見てはいけません。
「でも、お寿司屋さんでサーモン食べてるじゃん!」と思いますよね。あれは、ほとんどが「アトランティックサーモン」や「トラウトサーモン」と呼ばれる種類で、最初から「生食用」として、寄生虫が入らないような餌と環境で徹底管理して養殖されたものです。あるいは、一度マイナス20度以下で長時間冷凍して、寄生虫を死滅させたものを使っています。
最近では、技術の進歩によって「生食用の養殖銀鮭(ご当地サーモンなど)」や、陸上養殖された「生食可能な紅鮭」も一部の専門店や通販で見かけるようになりました。しかし、これらはパッケージに必ず「刺身用」「生食用」と大きく明記されています。
スーパーで普通のパックに入っている切り身は、どんなに美味しそうでも、必ず中心までしっかりと火を通してください。「生食=生食用と書かれたものだけ」というルールを徹底することが、美味しく安全に魚を楽しむための鉄則です。
スーパーでの銀鮭と紅鮭の見分け方
「違いは分かったけど、売り場でパッと見てどっちか分かるかな?」と不安な方もいるかもしれません。でも大丈夫です。ポイントさえ押さえれば、ラベルを見なくても見分けられるようになりますよ。
1. 身の色を見る
これが一番分かりやすい違いです。
- 紅鮭:その名の通り、非常に濃く鮮やかな「紅色(ルビー色)」をしています。赤みが強く、色のコントラストがはっきりしています。
- 銀鮭:少し白みがかった、淡い「オレンジ色(サーモンピンク)」です。紅鮭と並べると、その色の薄さがよく分かります。
2. 皮の様子を見る
皮がついている場合は、そこもチェックポイントです。
- 銀鮭:皮が銀色にキラキラと輝いていることが多く、ウロコが残っている場合、そのウロコは銀色です。背中の部分は少し黒っぽいグレーをしています。
- 紅鮭:皮も少し赤みを帯びていたり、背中の部分が青みがかったりしていることがあります。銀鮭ほどのギラギラした銀色ではないことが多いです。
3. 切り身の形と厚み(傾向として)
これは絶対ではありませんが、売り場での傾向として参考になります。
- 銀鮭:魚体自体が大きく、養殖で丸々と太っているため、切り身も「厚切り」で断面が広いことが多いです。脂の層(白い筋)がくっきりと見えます。
- 紅鮭:銀鮭に比べると魚体がややスリムなため、切り身は「半月型」で、少し小ぶりで薄めにカットされていることが多いです。身の密度が高く詰まっているように見えます。
この3点を意識して鮮魚コーナーを歩いてみてください。「あ、これは色が濃いから紅鮭だな」「これは脂のサシが入ってオレンジ色だから銀鮭だな」と、瞬時に判断できるようになります。目利きができるようになると、スーパーでの買い物がぐっと楽しくなりますよ。
銀鮭と紅鮭の違いから選ぶおすすめ料理
それぞれの特徴が分かったところで、次はいよいよ実践編です。その個性を最大限に活かす「美味しい食べ方」をご紹介します。これを知っているだけで、毎日の献立作りがぐっと楽になりますし、何より「今日の鮭、なんかいつもより美味しいね!」と家族に言わせることができるようになりますよ。料理に合わせて使い分けるのが、魚好きへの第一歩です。
お弁当にはどっち?冷めても美味しい鮭の選び方

毎日のお弁当作り、入れる魚に迷うことがありますよね。「お弁当には紅鮭が良い」とよく言われますが、最近はスーパーに紅鮭が置いていなかったり、銀鮭の方が安くて手に取りやすかったりすることも多いはずです。
結論から言うと、銀鮭と紅鮭、どちらもお弁当には「アリ」です。それぞれに「冷めたときの長所」が違うので、好みに合わせて選ぶのが正解です。
まず、手に入りやすい「銀鮭」の最大のメリットは、冷めても「身が固くならず、しっとり柔らかい」ことです。脂が多い分、時間が経ってもパサつきにくく、箸でスッと切れる柔らかさをキープできます。お子様や、冷たいご飯と一緒に食べるなら、口当たりの良い銀鮭の方が食べやすいと感じる方も多いでしょう。「脂が白く固まるのが気になる」という場合は、焼いた後にキッチンペーパーで表面の脂をサッと抑えてから詰めれば、見た目も味もバッチリです。
一方、「紅鮭」の魅力は、ガツンとくる「塩気と旨味」です。冷めると身がキュッと締まって少し硬くなりやすい傾向がありますが、噛めば噛むほど味が染み出してくるので、ご飯との相性は抜群です。もし「冷めるとパサパサするのが苦手」という場合は、身をほぐしてフレーク状にし、ご飯の上に乗せてしまうのがおすすめ。こうすれば食感も気にならず、紅鮭の濃厚なコクを存分に楽しめます。
「銀鮭しかないからお弁当はダメか…」なんて思う必要は全くありません。柔らかさの銀鮭、旨味の紅鮭。それぞれの良さを活かして、楽しいお弁当ライフを送ってくださいね。
ムニエルや塩焼きに合う鮭の選び方

夕食のメインディッシュにするなら、調理法と「好みの食感」で使い分けるのが正解です。実は「焼く」のか「油を使う」のかで、それぞれの持ち味が全く違った形で活きてくるんです。
まず、和食の定番「塩焼き」なら、やはり「銀鮭」が王道です。グリルで焼くと、皮目はパリッと香ばしく、身からはジュワッと脂が溢れてふっくら仕上がります。この「脂の甘み」と「塩気」のハーモニーは、白いご飯との相性が抜群。朝食にこれが出てくるとテンションが上がりますよね。
では、「ムニエル」や「フライ」などの洋食はどうでしょうか。実はここ、好みが分かれる面白いポイントなんです。

「銀鮭」は、アトランティックサーモンほど脂が強すぎないため、バターや油を使っても決してくどくなりません。加熱しても身が硬くならないので、フライにすれば「外はサクサク、中はフワフワ」、ムニエルにすれば「とろけるような食感」を楽しめます。「魚のパサつきが苦手」という方や、ジューシーさを求めるなら、洋食でも銀鮭がおすすめです。
一方、「紅鮭」を洋食に使うメリットは、「身の強さ」と「彩り」です。脂が少ない分、バターやタルタルソースでコクを補うと、さっぱりとした身と濃厚なソースのバランスが絶妙になります。また、身がしっかりしているので、クリームシチューやグラタンに入れても煮崩れしにくく、真っ赤な色がホワイトソースに映えて見た目も豪華に仕上がります。
「塩焼きは銀鮭」が定番ですが、洋食に関しては「柔らかさの銀鮭」か「彩りと食感の紅鮭」か、その日の気分で選んでみるのも楽しいですよ。
子供に人気の銀鮭を選ぶ養殖の理由
もし、小さなお子さんがいて「魚をなかなか食べてくれない…」と悩んでいるなら、まずは「銀鮭」を食卓に出してみてください。実は、スーパーで子供連れのファミリー層に飛ぶように売れているのは銀鮭なんです。
その最大の理由は、「ふわふわの柔らかさ」と「クセのなさ」にあります。天然の紅鮭は、大人が食べると「歯ごたえがあって美味しい」と感じますが、顎の力が弱い小さなお子さんにとっては「硬くて噛み切れない」「パサパサして飲み込みにくい」と感じてしまうことがあります。これが「魚嫌い」のきっかけになってしまうことも少なくありません。
その点、養殖の銀鮭は、箸を入れるだけでホロホロと崩れるほど身が柔らかく、脂が乗っているので口当たりが非常に滑らかです。また、養殖技術の向上により、飼料の配合が工夫されているため、魚特有の生臭さが極限まで抑えられています。脂の甘みがお肉に近い感覚で楽しめるので、魚が苦手な子でも「これなら美味しい!」とパクパク食べてくれることが多いんです。
さらに、銀鮭は身が厚くて骨が大きく、取り除きやすいのも親としては嬉しいポイント。最近では「骨取り銀鮭」などの商品も増えており、シチューや炊き込みご飯、ちゃんちゃん焼きなど、子供が喜ぶメニューにアレンジしやすいのも魅力ですね。まずは銀鮭からスタートして、魚の美味しさを知ってもらうのが食育の近道かもしれません。
美容目的ならアスタキサンチン豊富な紅鮭
「食べるものからキレイになりたい」「最近、肌の調子や目の疲れが気になる」。そんな美容や健康意識の高い方には、サプリメントに頼る前に、ぜひ「紅鮭」を積極的に摂っていただきたいです。
紅鮭のあの目が覚めるような鮮やかな赤色。あれはただの色ではありません。「アスタキサンチン」という、天然の赤い色素成分そのものなんです。アスタキサンチンは「海のカロテノイド」とも呼ばれ、その抗酸化作用(体のサビつきを防ぐ力)は、なんとビタミンEの約1000倍とも言われています。
紫外線による肌のダメージを防いだり、スマホやパソコンによる眼精疲労を和らげたりと、現代人が抱える悩みにダイレクトに届く成分として注目されています。銀鮭の身もオレンジ色をしていますが、これは養殖用の餌に含まれる色素による影響も大きく、天然のオキアミなどを大量に捕食して自ら色素を蓄積した紅鮭とは、その含有量に大きな差があります(紅鮭は銀鮭の数倍とも言われます)。
つまり、紅鮭を食べることは、「食べる美容液」を摂取しているのと同じことなんです。特に皮のすぐ下の赤い部分に多く含まれているので、美容のためには皮ごと食べるのがおすすめ。抗酸化作用は油と一緒に摂ると吸収率がアップするので、オリーブオイルでオイル蒸しにしたりするのが、最強の美容レシピと言えるでしょう。
まとめ:銀鮭と紅鮭の違いを理解して賢く購入しよう
ここまで、銀鮭と紅鮭の違いについて、味、値段、栄養、そして料理の適性まで詳しく見てきましたが、いかがでしたでしょうか。「鮭」とひとくくりにしていた魚たちが、実は全く異なる個性を持った食材だということがお分かりいただけたかと思います。
最後に、ここまでの内容を整理して、あなたにぴったりの鮭を選ぶ基準をまとめます。
サカシュン流・鮭の選び方決定版
- 「銀鮭」を買うべき時:
・とろけるような脂の甘みを味わいたい時
・子供や魚が苦手な人が食べる時
・塩焼き、炊き込みご飯、ちゃんちゃん焼きを作る時
・とにかくコスパ重視でボリュームを出したい時 - 「紅鮭」を買うべき時:
・鮭本来の濃厚な旨味と歯ごたえを楽しみたい時
・お弁当やおにぎりの具にする時
・ムニエル、シチュー、ホイル焼きなど油を使う料理の時
・ダイエット中や、美容・アンチエイジングを意識したい時
どちらが良い悪いではありません。大切なのは、「今日の献立や食べる人の好みに合わせて、最適な方を選ぶ」ということです。
スーパーの売り場に立った時、「今日はムニエルだから、煮崩れしなくてコクが出る紅鮭にしよう」「今日は子供がお腹を空かせているから、ご飯が進む銀鮭の塩焼きにしよう」と、理由を持って選べるようになれば、あなたはもう立派な「魚の目利き」です。
ぜひ今夜の買い物から、この知識を活かして、旬の美味しい鮭を食卓に取り入れてみてください。きっと、いつもより「いただきます」が楽しみになるはずですよ。
※本記事の情報は一般的な傾向に基づくものです。個体差や漁獲時期によって味や価格は変動します。また、健康に関する効果には個人差があります。
※食中毒予防のため、加熱用の切り身は必ず中心部まで十分に加熱してからお召し上がりください。